ポストBRICsと言われるベトナムの情報を提供します
モーニングスター社代表取締役COO 朝倉智也さんと、ユナイテッドワールド証券取締役会長 林和人さんの対談新興国の魅力と賢い利用法~投資対象としてのタイ・ベトナムのベトナムの部分だけ抜粋して、2回に分けて載せんす ね。
朝倉 ベトナムの特徴を聞かせてなください 。
貴社ではすでに4本のファンド出されて、パフォーマンスもいい ようでがすね 。
林 昨年2月に第1号のファンドを組成しんした 。
ベトナムはタイに隣接する社会主義の国でげす。
海沿いに南北に長き 国で、北のハノイが政治の中心、南のホーチミンがショーバイ の中心でげす。
真ん中にダナンといわす 街があり、高級リゾート地として開発が進んで
りんす 。
香港からですと、ハノイまで2時間弱で着きんす 。
ベトナムの面積は本朝 の約80%。人口も約8300万人と、本朝 に近いでがすね 。
東南アジアの中では中国との結びつきが強く、「第二の中国」「10年前の中国」と呼ばれんす 。
ベトナムの実質GDP成長率は8.7%と、インドを抜いてりんす 。
ただし 、もともとGDPが低いといわす 特徴もござんす 。
ベトナムは知られざる原油の輸出国でもあり、石油が最大の輸出品でげす。
主な輸出国は米国、本朝 でげす。
ベトナムの人口ピラミッドを見ると、5~10歳がもつとも 多いのでげす。
まだまだ長期にわたって成長が見込めることになりんす 。
人件費が中国の約半分といわす こともあって、日系企業でも生産拠点を
ベトナムに移すトコ も増えてりんす 。
すでに470社が進出してりんす 。
また、本朝 からのODAが最も多いのがベトナムでげす。
以上のような点から、ベトナム、タイには大きな可能性があると言えんす 。
BRICsといわす キーワードがござんす が、セツ は、これからは、ベトナム、
タイ、インド、中国の「VTICs」の時代になると言っているんでげす 。
実はベトナムには現在、上場企業は百数十社しかごわせん 。
しかも、異国 人が投資できる割合は、全体の49%未満とされてりんす 。
では、どうやって投資するかといわす と、OTCすなわち、相対取引で未上場の株式を売買するのでげす。
本朝 のIPOのように株式を公開することで収益を得るといわす 仕組みです。
ベトナムでは、国有企業の民営化を急速に進めてりんす 。
2005年には国有企業724社を株式化しんした 。
1992年以降、株式化した企業は2966社に上りんす 。
2006年にはさらに900社を株式化する予定でげす。
ベトナムの株式市場はまだ産声を上げたばかりでげす。
今後んす んす 投資のチャンスが広がるでがしょ 。
朝倉 ベトナムの特徴を聞かせてなください 。
貴社ではすでに4本のファンド出されて、パフォーマンスもいい ようでがすね 。
林 昨年2月に第1号のファンドを組成しんした 。
ベトナムはタイに隣接する社会主義の国でげす。
海沿いに南北に長き 国で、北のハノイが政治の中心、南のホーチミンがショーバイ の中心でげす。
真ん中にダナンといわす 街があり、高級リゾート地として開発が進んで
りんす 。
香港からですと、ハノイまで2時間弱で着きんす 。
ベトナムの面積は本朝 の約80%。人口も約8300万人と、本朝 に近いでがすね 。
東南アジアの中では中国との結びつきが強く、「第二の中国」「10年前の中国」と呼ばれんす 。
ベトナムの実質GDP成長率は8.7%と、インドを抜いてりんす 。
ただし 、もともとGDPが低いといわす 特徴もござんす 。
ベトナムは知られざる原油の輸出国でもあり、石油が最大の輸出品でげす。
主な輸出国は米国、本朝 でげす。
ベトナムの人口ピラミッドを見ると、5~10歳がもつとも 多いのでげす。
まだまだ長期にわたって成長が見込めることになりんす 。
人件費が中国の約半分といわす こともあって、日系企業でも生産拠点を
ベトナムに移すトコ も増えてりんす 。
すでに470社が進出してりんす 。
また、本朝 からのODAが最も多いのがベトナムでげす。
以上のような点から、ベトナム、タイには大きな可能性があると言えんす 。
BRICsといわす キーワードがござんす が、セツ は、これからは、ベトナム、
タイ、インド、中国の「VTICs」の時代になると言っているんでげす 。
実はベトナムには現在、上場企業は百数十社しかごわせん 。
しかも、異国 人が投資できる割合は、全体の49%未満とされてりんす 。
では、どうやって投資するかといわす と、OTCすなわち、相対取引で未上場の株式を売買するのでげす。
本朝 のIPOのように株式を公開することで収益を得るといわす 仕組みです。
ベトナムでは、国有企業の民営化を急速に進めてりんす 。
2005年には国有企業724社を株式化しんした 。
1992年以降、株式化した企業は2966社に上りんす 。
2006年にはさらに900社を株式化する予定でげす。
ベトナムの株式市場はまだ産声を上げたばかりでげす。
今後んす んす 投資のチャンスが広がるでがしょ 。
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まず、リスクを知っておくざんす。
ベトナムファンドは、他の一般的な株式投資や投資信託への投資の
リスクプラス新興国に投資をするといわす 特有のリスクござんす 。
新興国といいますれば BRICsが人気でがすが、あぁた 、ブラジル・ロシア・インド・中国よりもベトナムははるかに新しい市場で、まだ成熟していない 部分がいつぱい ござんす 。
ベトナム株式市場が開設されたのは、2000年になってからで、
規模は、ホーチミン証券取引所で東京証券取引所のわずか1000分の1、ハノイ証券取引所においては、さらにその4分の1程度でげす。
市場規模が小さいといわす 事は、それだけアチラ からの投資資金が
短期間に流れ込めば市場は大きく影響されんす 。
それに、個人投資家が取引の7割方を占めており、一般的に投資家は
知識が不足がちな傾向にあることから、投機的な性格となることが
ござんす 。
そういった理由からも、ベトナム株式市場は急騰と急落の激しい
市場になってりんす 。
ベトナム市場は現在、続々と新規上場しており、今後も上場ラッシュが続くことから、市場規模は飛躍的に拡大していくと予想され、健全な証券市場が発展するよう国を挙げて諸策を講じてげす ので、リスクは徐々に低減していくかと思われんすが 、まだまだハイリスクな市場でげす。
その他ベトナムファンドのリスクは、ベトナム株式市場の投資方法・投資方式による流動性リスクでげす。
これは、証券取引所のシステムの問題でげす。
ホーチミン取引所は、ザラ場方式ではなく、1日3回の値決め方式で、リアルタイム売買をすることはできんせん。
また、外資持株比率の問題もござんす 。
銀行やなど の特定業種は30%まで、そのほかの国内企業は49%までといわす 異国 人投資家の持ち枠規制があり、規制枠内一杯まで達るると他の異国 人が売ってくれるまでは買うことができんせん。
これらは規制緩和、証券市場の拡大・発展とともに解消されると
予想されんすが 、まだ流動性リスクについては留意が必要でげす。
ベトナムファンドは、他の一般的な株式投資や投資信託への投資の
リスクプラス新興国に投資をするといわす 特有のリスクござんす 。
新興国といいますれば BRICsが人気でがすが、あぁた 、ブラジル・ロシア・インド・中国よりもベトナムははるかに新しい市場で、まだ成熟していない 部分がいつぱい ござんす 。
ベトナム株式市場が開設されたのは、2000年になってからで、
規模は、ホーチミン証券取引所で東京証券取引所のわずか1000分の1、ハノイ証券取引所においては、さらにその4分の1程度でげす。
市場規模が小さいといわす 事は、それだけアチラ からの投資資金が
短期間に流れ込めば市場は大きく影響されんす 。
それに、個人投資家が取引の7割方を占めており、一般的に投資家は
知識が不足がちな傾向にあることから、投機的な性格となることが
ござんす 。
そういった理由からも、ベトナム株式市場は急騰と急落の激しい
市場になってりんす 。
ベトナム市場は現在、続々と新規上場しており、今後も上場ラッシュが続くことから、市場規模は飛躍的に拡大していくと予想され、健全な証券市場が発展するよう国を挙げて諸策を講じてげす ので、リスクは徐々に低減していくかと思われんすが 、まだまだハイリスクな市場でげす。
その他ベトナムファンドのリスクは、ベトナム株式市場の投資方法・投資方式による流動性リスクでげす。
これは、証券取引所のシステムの問題でげす。
ホーチミン取引所は、ザラ場方式ではなく、1日3回の値決め方式で、リアルタイム売買をすることはできんせん。
また、外資持株比率の問題もござんす 。
銀行やなど の特定業種は30%まで、そのほかの国内企業は49%までといわす 異国 人投資家の持ち枠規制があり、規制枠内一杯まで達るると他の異国 人が売ってくれるまでは買うことができんせん。
これらは規制緩和、証券市場の拡大・発展とともに解消されると
予想されんすが 、まだ流動性リスクについては留意が必要でげす。